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タイヤについて(チューブラータイヤ)

タイヤ交換のご依頼ありがとうございます。

 

今回はタイヤについてです。

 

現在の自転車業界ではチューブレスレディモデルが流行していますが、

果たして、ライダーにとってベストなタイヤの種類になるのかは疑問です。

 

ここで、タイヤの種類においてのメリット、デメリットを挙げてみたいと思います。

クリンチャータイヤ

 

メリット

・タイヤ交換が容易(しかし、ホイールやタイヤの相性次第でやや難しくなることも)

・タイヤ価格が安い

・メーカー毎に種類が豊富

 

デメリット

・リム打ちパンクある(段差に弱い)

・重量が重くなる(リムにビードを引っ掛ける構造な為、強度の関係で重くなる)

 

チューブラータイヤ

 

メリット

・パンク修理が早くできる

・リム打ちパンクが無い

・重量が軽くなる(リムにタイヤを引っ掛ける必要がない為)

・クッション性が高い

 

デメリット

・タイヤ交換が面倒

・タイヤ価格が高い

・メーカー毎の種類が少ない

 

チューブレスレディタイヤ

 

メリット

・クッション性やより高い

・重量がクリンチャーよりも軽い

・タイヤ価格が安め

 

デメリット

・タイヤ交換がクリンチャーに比べると難しい

・現在、メーカー毎の種類が極端に少ない

 

その中でも、チューブラーに関しては難しいイメージばかりが目に付きます。

新品タイヤは確かに慣れなければ難しいですが、パンク修理の失敗リスクは皆無です。

また、伸びきった使用済みタイヤをパンク時の応急タイヤにすることで、タイヤ交換は3分以内で終わるでしょう!

 

とは言っても、チューブラータイヤの装着方法次第でこのパンク修理タイムが大きく左右します。

 

当店では、最初に面倒ではありますがセメントを利用した装着方法を採用しています。

装着が素早く行えるのは、チューブラー用のテープです。

しかし、外す際は粘着力が強く手ではなかなか難しいかもしれません。

セメントであれば空気が抜けている状態であれば、比較的に容易に外す事ができ、お客様にとっては出先でのトラブルに容易に対応できるようになりますので、この方法を昔から採用しています。

 

もちろん店長のホイールはチューブラーのセメント貼りです!